特定非営利活動法人南風原障がい者支援センター

就労経験なしでもB型事業所は利用可能!条件・特例をプロが解説

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就労経験なしでもB型事業所は利用可能!条件・特例をプロが解説

就労経験なしでもB型事業所は利用可能!条件・特例をプロが解説

2026/07/21

「就労継続支援B型を利用してみたいけれど、これまで一度も働いたことがないから無理かもしれない…」
そのようにお悩みではありませんか?

実は、「就労継続支援B型は、過去に働いた経験がないと利用できない」と思い込んでいる方は非常に多いのですが、これは明確な誤りです。

この記事では、新卒の方や長年引きこもり状態にあった方など、就労経験がゼロの方でもB型事業所を利用するための条件や、知っておきたい特例ルールについて詳しく解説します。

目次

    就労経験なしでも就労継続支援B型は利用できる?

    結論:就労経験ゼロでも利用可能です

    結論からお伝えすると、これまで就労経験が一切なくても、一定の手続きや条件を満たせば就労継続支援B型を利用することは可能です。

    B型事業所は、障害や体調の波などの理由で、一般企業での就労が難しい方に向けた働く場です。初めて働く方にとっても、自分のペースで無理なく社会参加の第一歩を踏み出せる貴重な場所となっています。

    原則となるルール「就労アセスメント」とは

    就労経験がない方がB型を利用する場合、厚生労働省の規定により、原則として「就労アセスメント(評価)」を受ける必要があります。

    いきなりB型事業所と契約して通い始めるのではなく、まずは「就労移行支援事業所」などを利用し、短期間の評価を受けるステップが挟まります。
    これは、「本当に一般企業での就労が難しいか」「B型事業所での働き方がご本人に適しているか」を専門のスタッフが客観的に確認するための重要なプロセスです。

    就労アセスメントとは具体的に何をするの?期間の目安

    「評価やテストをされるの?」と不安に思うかもしれませんが、難しい試験があるわけではありません。数日〜数週間程度、就労移行支援事業所などに通い、簡単な作業(PC入力や軽作業など)を体験しながら、「無理なく通えるか」「B型事業所の環境が合っているか」をスタッフと一緒に確認する期間です。リラックスして臨んでいただけるよう、専門スタッフがしっかりサポートします。

    事前の就労アセスメントが不要になる「特例」について

    原則としてアセスメントが必要ですが、実は事前の就労アセスメントを省略して、直接B型事業所を利用できる「特例」が存在します。
    以下のいずれかに該当する場合は、例外ルールとしてアセスメントなしでの利用が認められています。

    年齢が「50歳以上」の方

    利用される方の年齢が50歳に達している場合は、事前の就労移行支援事業所でのアセスメントを受けることなく、B型事業所を利用できます。

    「障害基礎年金1級」を受給している方

    障害基礎年金1級を受給している方も、一般就労が困難であると見なされるため、事前の就労アセスメントが免除されます。

    これらに当てはまる方は手続きがスムーズになるため、非常に重要なポイントです。
    💡参考:厚生労働省 障害福祉サービスについて

    【早見表】就労アセスメント(評価)の要否まとめ

    対象者 事前の就労アセスメント 備考
    就労経験がない方
    (基本ルール)
    原則必要 就労移行支援事業所などで数日〜数週間の評価を挟む
    年齢が「50歳以上」の方 不要(特例) アセスメントを省略し、直接B型事業所の利用が可能
    「障害基礎年金1級」を
    受給している方
    不要(特例) アセスメントを省略し、直接B型事業所の利用が可能

    ※スマートフォンの場合は表を横にスクロールしてご覧ください。

    【あわせて読みたい】
    ▶ 障害者手帳がなくてもB型は利用可能?利用条件や1日の利用料、手続きの流れについてはこちら

    【重要】詳細なルールや判定基準は自治体によって異なる

    ここで一つ注意していただきたいのが、お住まいの自治体(市区町村)によって細かい運用ルールが異なる場合があるという点です。

    例えば、「就労アセスメントの期間が数日で終わるのか、数週間かかるのか」や、細かい利用判定の基準は、各市区町村の障害福祉窓口の判断によります。最終的な判断は自治体が行うため、「自分はすぐに利用できるのか?」といった詳細は、必ずお住まいの市区町村の窓口、または担当の相談支援専門員へ確認するようにしてください。

    (参考:各市町村 障がい福祉窓口)

    【実例】就労経験ゼロからB型事業所で働き始めた方のケース

    「今まで働いたことがない自分が、本当にB型事業所に通えるのだろうか?」という不安を解消するため、当事業所で実際に未経験からスタートした方の例をご紹介します。

    【Aさん(20代・精神障がい)のケース】
    学校卒業後、人間関係のつまずきから数年間引きこもりがちだったAさん。一度も就労経験がなかったため、まずは相談支援専門員と一緒に当事業所を見学しました。その後、就労移行支援事業所で2週間ほどのアセスメント(簡単な軽作業の体験)を受け、「週2日、短時間ならB型で無理なく通えそう」という評価を得ました。
    現在は受給者証を取得し、はんどinはんどで自分のペースに合わせてシール貼りなどの作業に取り組んでいます。少しずつ工賃をもらえることが自信に繋がり、今では笑顔で通所されています。

    就労経験がない方がB型事業所を利用するまでの流れ

    就労経験がない方が、実際にB型事業所を利用開始するまでの一般的なステップは以下の通りです。

    1.相談・見学:まずは市区町村の障害福祉窓口や、当法人のような相談支援事業所へご相談ください。

    2.就労アセスメントの実施:就労移行支援事業所などで短期間の評価を受けます。(※50歳以上や障害年金1級などの特例該当者は省略されます)

    3.受給者証の申請・交付:お住まいの自治体へ「障害福祉サービス受給者証」の利用申請を行い、支給決定を受けます。

    4.契約・利用開始:B型事業所と正式に契約を結び、ご自身のペースに合わせて通所(利用)をスタートします。

    就労アセスメントの計画や手配をはじめ、面倒な手続きについては「相談支援事業所はんどinはんど」のスタッフがしっかりとサポートいたしますのでご安心ください。

    就労経験がない方のB型事業所での働き方

    就労経験がない方にとって、初めての仕事には戸惑いや不安がつきものです。しかし、B型事業所では専門の支援スタッフが丁寧にサポートするため、安心して働くことができます。

    当事業所「はんどinはんど」では、利用者一人ひとりの能力やペースに合わせた作業環境を整えています。例えば、座ってできるシール貼りやPC作業など、無理なく始められる軽作業をご用意しています。

    長年の引きこもり状態から、少しずつ社会参加を目指したいという方でも、小さな成功体験を積み重ねることで自信に繋げていくことが可能です。

    就労継続支援B型での具体的な軽作業(シール貼り・PC作業など)を見る

    引きこもりからの一歩を踏み出すための当事業所のサポート

    まとめ:まずはご相談から始めましょう

    就労経験がなくても、就労継続支援B型は十分に利用可能です。手続きに不安がある場合や、自分が利用対象になるのか分からないという場合は、一人で悩まずにプロにご相談ください。

    最終的な手続きや利用までの流れについても、当法人の相談支援専門員が丁寧にお話を伺い、あなたに合った最適なステップをご提案いたします。

    相談支援事業所はんどinはんどへのご相談はこちら

     

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