就労継続支援B型の利用開始までの流れ|沖縄での受給者証の取り方
2026/08/24
「就労継続支援B型を利用したいけれど、どこに行って、何から始めればいいのか分からない」。沖縄でB型事業所をお探しの方から、いちばん多くいただくご相談です。じつはB型のご利用には「障害福祉サービス受給者証」というものが必要で、この受給者証の取り方でつまずいてしまう方がとても多いのです。このページでは、南風原町と那覇市の繁多川で就労継続支援B型事業所を運営している私たちが、最初の相談から通所スタートまでの流れを、できるだけやさしい言葉でまとめました。
まず相談から
最初の一歩は、むずかしく考えなくて大丈夫です。お住まいの市町村の障がい福祉の窓口、相談支援事業所、または気になるB型事業所に「話を聞いてみたい」と連絡するところから始まります。
ご本人からでも、ご家族からのご相談でもかまいません。「まだ働けるか分からない」「本人は電話が苦手で」という段階でも、まったく問題ありません。私たちのところにも、お母さま・お父さまからのお電話でつながったご縁がたくさんあります。
受給者証とは
受給者証は、正しくは「障害福祉サービス受給者証」といいます。就労継続支援B型をはじめとする障害福祉サービスを使うための、いわば利用チケットのようなものです。お住まいの市町村が交付します。
ここが大事なところで、B型事業所と直接契約するだけでは通所は始められません。先に市町村へ申請して、受給者証を受け取る必要があります。「事業所を見つけたのに、まだ通えない」と感じる期間があるのは、この手続きのためです。

利用までの流れ
就労継続支援B型の利用開始までは、おおまかに次の4つのステップで進みます。順番に見ていきましょう。
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① 相談・見学 | 事業所や窓口に相談する |
| ② 申請 | 市町村の窓口へ申請する |
| ③ 計画・聞き取り | 利用計画案づくりと面談 |
| ④ 受給者証の交付 | 契約して通所スタート |
③の利用計画案は、相談支援事業所に作ってもらう方法と、ご自身で作る「セルフプラン」という方法があります。どちらを選ぶかは、窓口で相談しながら決めていけば大丈夫です。
申請から受給者証が届くまでにかかる期間は、市町村や混み具合、書類のそろい方によって変わります。ある程度の日数はかかるものとお考えいただき、気になる方は申請の際に窓口で目安を確認しておくと安心です。
手帳や費用のこと
「障害者手帳を持っていないとB型事業所は使えないのでは」と心配される方がいらっしゃいます。手帳をお持ちであれば手続きはスムーズですが、手帳がない場合でも、自立支援医療の受給者証や医師の診断書・意見書などをもとに、市町村が必要と認めればご利用いただけることがあります。判断はお住まいの市町村によって異なりますので、まずは窓口や事業所にご相談ください。
利用料についても、ご心配はよく分かります。障害福祉サービスの自己負担には、世帯の所得に応じた月ごとの上限額が定められており、ご家庭の状況によって負担が生じない場合もあります。こちらも申請の際に確認できますので、ひとりで抱え込まずにお尋ねいただければと思います。

通い始めてからの作業は、クッキーの製造・販売、唐辛子のヘタ取りといった軽作業、パソコンでのポップづくりなど、いろいろあります。その日の体調に合わせて選べますので、「ずっと座っていられるかな」と不安な方も、まずは短い時間から慣れていけます。
見学のご案内
はんどinはんどは、南風原町の本店と那覇市の繁多川店で就労継続支援B型事業所を運営し、訪問看護もあわせておこなっています。体調の波がある方も、看護と就労支援の両面からご一緒に考えていけるのが私たちの強みです。

受給者証の申請がまだの方でも、見学や体験はしていただけます。「手続きの話を聞きたいだけ」でも大歓迎です。実際の作業の様子を見て、雰囲気を感じてから決めていただくのがいちばんだと思っています。
ご本人はもちろん、ご家族だけでのご相談も承っております。どうぞお気軽にお声かけください。お待ちしております。


