特定非営利活動法人南風原障がい者支援センター

B型事業所は短時間でも利用できる?無理なく通所時間を増やす考え方

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B型事業所は短時間でも利用できる?無理なく通所時間を増やす考え方

2026/09/14

「フルタイムは自信がない」「午前だけなら通えるかもしれない」。体力や集中力、服薬の影響が気になる方からよくいただくご相談です。結論からお伝えすると、B型事業所は、短時間からの通い方も相談できます。最初から長い時間を目標にする必要はなく、いまの体調を見ながら決めていけます。

午前のみ・短時間からの利用のご相談を受け付けています。ご家族だけでも構いません。
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ポイント1短時間から始めたい理由は、そのままお伝えください

短時間を希望される理由は人それぞれです。よくお聞きするのは次のようなことです。

  • 朝、決まった時間に出かけるのが難しい
  • 服薬の影響で、眠気やだるさが出る時間帯がある
  • 人がいる場所に長くいると疲れてしまう
  • 通院など、定期的な予定が入っている
  • 外出が久しぶりで、体力が落ちている

こうした事情は、うまく説明できなくても構いません。「長くはいられない気がする」という伝え方で大丈夫です。就労継続支援B型は、週5日フルタイムで働けることを前提にした場所ではなく、体調や生活のリズムに合わせて通い方を組み立てるサービスです。直接言いにくい場合は、相談支援事業所へ先にお話しいただく方法もあります。

ポイント2時間の相談は、一日の流れに当てはめて考える

「短時間」が何時から何時までを指すかは人によって違います。まず一日の流れを知り、そこへご希望を当てはめると、具体的な相談になります。

時間 内容
9:30 出勤・朝の会
10:00 午前の作業
12:00 昼食・休憩
13:00 午後の作業
15:00 片付け・終わりの会
15:30 退所

南風原本店の作業スペース

▲ 南風原本店の作業スペース。午前は唐辛子の袋詰めなどの軽作業をしています。 (クリックで拡大)

時間は目安で、体調やご希望に合わせて調整できます(詳しくはB型の一日の流れ)。この流れに当てはめると、「午前の作業だけ参加する」「お昼ごはんを食べたら帰る」といった短時間の通い方も、ご相談いただけます。ご相談の際は、次の点をお聞かせください。

  • 通える時間帯/朝が苦手か、夕方に疲れが出るか
  • 通院・訪問看護などの予定/曜日や時間が決まっているもの
  • 行き帰りの手段/バス・車・送迎のどれを使うか(送迎もご相談いただけます)
  • 長く続けると負担になること/立ち作業、細かい手作業、会話など

なお、週に通える日数の上限は、市町村が発行する受給者証の支給量にもとづいて決まります。1日の時間の長さとは別のものなので、分けて考えてください(週何日から通える?)。

ポイント3休憩は「取ってよいもの」として、先に決めておく

短時間の通所を続けるうえで意外と大きいのが、休憩の取り方です。言い出せないまま続けて、帰宅後にどっと疲れが出る、というお話をよくお聞きします。

南風原本店の休憩スペース

▲ 南風原本店の休憩スペース。作業の合間に、ここで休んでいただけます。 (クリックで拡大)

はんどinはんどでは、お昼はしっかり休憩を取ります。午後も自分のペースで進めていただき、体調に合わせて休憩を多めにしていただいて構いません。休憩を言い出しにくい方には、始める前に取り方を決めておく方法をおすすめしています。

  • 「30分やったら一度休みます」と、最初に時間で区切っておく
  • 「疲れたら黙って席を立ちます」と、声をかけずに休める形にしておく
  • 休憩できる場所を、見学のときに確認しておく

休憩場所や横になれるスペースの有無は、見学でご覧いただくのが確実です。ご予約時に「休憩場所を見たい」と一言お伝えください。

ポイント4負担が出ているときに気づきやすい変化

「増やせるか」だけでなく「いまの時間が負担になっていないか」も見ておきたいところです。ご本人やご家族が気づきやすい変化には次のようなものがあります。

  • 通所した日の夜、寝つきにくい
  • 通所の日の朝だけ、体が重く感じる
  • 作業中に手が止まる時間が増えた
  • 帰宅後、何もできない時間が長くなった
  • 休むと連絡すること自体が負担になってきた

これらは体調を判断するものではありません。体調そのもののご相談は、主治医やかかりつけの医療機関へお願いします。ここに挙げたのは、「事業所に相談してみよう」と思うきっかけになる変化です。気づいた時点でお知らせいただければ、時間や作業内容の相談ができます。当法人は訪問看護も同じ法人内で行っています。

ポイント5見直しは「増やす」と「戻す」の両方を決めておく

通所時間は、一度決めたら変えられないものではありません。最初に「いつ見直すか」を決めておくほうが、あとから言い出しやすくなります。

増やすときは、日数と時間を同時に増やさないことをおすすめしています。日数を増やすのか、時間を午後まで伸ばすのか。変える項目を1つに絞ると、負担が増えたときにどちらが原因か分かります。

戻す相談も同じようにできます。体調や生活の状況は変わりますから、増やした時間を元に戻すことは失敗ではありません。「増やして2週間で一度振り返る」と最初に決めておくと、ご自身から切り出しやすくなります。

唐辛子のヘタ取りの作業

▲ 唐辛子のヘタ取り。座ったまま、手元だけでできる作業です。 (クリックで拡大)

時間ではなく作業を変える相談もできます。クッキーづくり、唐辛子のヘタ取りやシール貼りなどの軽作業、パソコンでのポップづくりなど、体力や得意に合わせて選べる作業があります。受給者証の支給量や利用計画の見直しが必要な場合は、相談支援事業所で一緒に整理できます。

午前のみ・短時間からの利用をお考えの方は、希望する時間帯と不安な点を見学前にお知らせください。当日、その前提でご案内します。「こんな状態でも大丈夫だろうか」という段階でも、どうぞお電話ください。
ご相談窓口:098-888-3224(南風原本店)/098-969-0502(繁多川店)
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