精神障害があっても働ける?沖縄でB型事業所を選ぶときのポイント
2026/09/21
精神障害のある方も、就労継続支援B型の利用対象です。選ぶときは診断名だけで判断せず、体調の波への対応、休憩の取りやすさ、作業の変えやすさ、医療・相談との連携を確かめることが大切です。いまの状態のままでも、ご相談いただけます。
「気分に波があるから無理かも」と感じている方へ。沖縄・南風原と那覇市繁多川でB型事業所を運営するはんどinはんどが、見学の前に確かめたいポイントをまとめました。
体調に波があり、利用できるか不安な方もご相談ください。ご家族からのお問い合わせでも構いません。
ご相談・見学のお問い合わせはこちら
精神障害があって働くときに、よくある不安
働くことを考えたとき、次のような不安が浮かぶことがあります。
- 気分や体調に波があり、毎日同じようには動けない
- 通院日があり、休みが続くと迷惑をかけそう
- 服薬の影響で、朝がつらい日や眠気が出る時間帯がある
- 人の多い場所や、会話が続く場面で疲れやすい
- 以前の職場でうまくいかず、また同じことになるのが怖い
就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに、障がいや体調の状態に合わせて作業に取り組む福祉サービスです。はんどinはんどの就労継続支援B型でも、作業にノルマは設けていません。体調を見ながら、ご自身のペースで取り組めるようにしています。
病名や症状をどこまで話すかは、ご自身で決めて構いません。ただ、「朝が苦手」「人の多い場所で疲れやすい」といった困りやすい場面を伝えておくと、作業や休憩を組み立てるときの手がかりになります。
B型事業所を選ぶときに確かめたい5つのこと
作業の内容や休憩の取り方、医療との関わり方は、事業所ごとに違います。見学では、次の5つを具体的に聞いてみてください。右の列は、はんどinはんどの場合です。
| 確かめたいこと(聞き方の例) | はんどinはんどの場合 |
|---|---|
| 作業の選び方 「その日の体調で、作業を変えられますか」 |
得意なことやその日の体調に合わせて選べるよう、軽作業・清掃・ハンドメイド・パソコン作業など、複数の作業を用意しています |
| 作業のペース 「ノルマはありますか」 |
ノルマはありません。状況に応じて座って作業するなど、柔軟に対応しています |
| 休憩 「休憩はどこで、どう取れますか」 |
お昼に休憩の時間があります。休憩の場所は、見学のときにご覧ください |
| 医療・相談とのつながり 「主治医や訪問看護と連携できますか」 |
同じ法人に、相談支援事業所と訪問看護ステーションがあります(後述) |
| 通いやすさ 「通院日との両立や、送迎の相談はできますか」 |
ご自宅からの送迎を行っています。通所する日や送迎の範囲は、個別にご相談ください |
同じ質問を複数の事業所でしてみると、違いが見えやすくなります。
▲ 南風原本店での作業の様子。個包装の商品に、シールを貼っています。 (クリックで拡大)
体調が変わったときの相談の仕方を、先に決めておく
体調に波がある方にとって大切なのは、崩れないことよりも、崩れかけたときに相談しやすいことです。利用を始める前に、次のようなことを事業所と話しておくと安心です。
- 休むときの連絡方法/電話がつらい日はどうするか
- 調子が落ちてきたときのサイン/「眠りが浅くなる」「朝の支度に時間がかかる」など、ご自身の言葉で
- その日の調整の仕方/作業を変える、休憩を増やす、早めに切り上げる など
- 通院の予定/通院日に合わせて、通所する日を組み立てる
どこまで調整できるかは、事業所によって違います。見学の際に「調子が悪い日は、どうすればよいですか」と、そのまま聞いてみてください。
▲ 繁多川店での作業の様子。テーブルを囲んで、手元の作業を進めています。 (クリックで拡大)
体調そのものの判断や、薬の飲み方・量についてのご相談は、主治医にお願いします。事業所ができるのは、通い方や作業の内容を一緒に調整することです。
相談支援・訪問看護と、同じ法人の中で連携できます
はんどinはんどは、就労継続支援B型(南風原本店・繁多川店)に加えて、相談支援事業所と訪問看護ステーションを同じ法人で運営しています。仕事・手続き・日々の体調の相談先が、ひとつの法人にそろっています。
就労継続支援B型(南風原本店・繁多川店)
日中に作業をする場所です。体調に合わせて、作業や休憩の取り方を相談できます。利用には、市町村が発行する受給者証が必要です。
相談支援事業所(南風原本店に併設・相談無料)
福祉サービスを使うための「サービス利用計画」の作成、申請手続きのサポート(窓口への同行も)、医療機関・行政窓口・事業所との連絡調整を行います。利用が始まってからも、定期的に計画を見直します。
訪問看護ステーション(沖縄県中南部に対応)
看護師がご自宅を訪問します。精神科訪問看護にも力を入れており、日常の悩みの相談、睡眠や食事のリズムの調整、服薬の管理などをサポートします。開始には、主治医が発行する「訪問看護指示書」が必要です。
たとえば、「どのサービスが合うか分からない」段階なら、まず相談支援事業所で状況を整理します。B型に通い始めてから自宅での体調が気になってきたら、主治医と相談のうえで訪問看護を利用することもできます。
事業所や医療機関のあいだで情報を共有するときは、あらかじめご本人の同意をいただくのが原則です。気になることは遠慮なくお尋ねください。
▲ 南風原本店の看板。相談支援事業所と就労継続支援B型が、同じ建物に入っています。 (クリックで拡大)
体調に波があり利用できるか不安な方も、現在の状況からご相談ください。医療・生活面を含めた支援のつなぎ方を確認します。うまく説明できなくても大丈夫です。ご家族からのお電話でも構いません。
ご相談窓口:098-888-3224(南風原本店)/098-969-0502(繁多川店)
見学・ご相談のお問い合わせはこちら





